『ジョゼと虎と魚たち』
彼女と別れてから映画なんぞ(レンタル含め)めっきり見なくなっていたが、昨日TSUTAYAの会員証更新のついでに、前から気になっていた『ジョゼと虎と魚たち』のDVDを借りてみた。好評なのか準新作扱いだったので3泊しか借りられなかったがまあ十分か。昨日は見られなかったので今日帰ってきてから今まで見ていた。
で、まあなんというか衝撃的だった(笑)何が?それは下に書いておくのでネタバレしてもいい人だけ見ていただきたいのである。
さて、まず基本情報。
主演は妻夫木聡と池脇千鶴。ええ、もちろんあっしはちいちゃん目当てですよ。先日見た大阪物語でちいちゃんの良さを再発見。その書き込みの中では最近の彼女は好きではないみたいに言っちゃってますが、どうしてどうしてやっぱりかわいかった。
あとはついでに(酷)妻夫木くん。昔フジテレビでタイタニックやった時ディカプリオの吹き替えに抜擢されて(ヒロインは竹内結子だった)その酷さのイメージが未だに付きまとう彼ですが(笑)まあ感じはいいよな~、さわやか系の男性ってあっしは好きだな。あ、変な意味じゃなくて(当たり前)でもオデコ広いよね…将来は禿げ親父役ですかね…(やっぱり酷)でもでもホントに彼は感じいいなあといつも思ってますって。
さて、では以降ネタバレ含みま~す。
冒頭から早速妻夫木君のからみシーンが出てきてびっくり!第2音声で聞くとどうやら初からみだったらしいですな。っていうか最近の邦画って絶対無意味にベットシーン入れすぎな気がするんですけど…そのシーンは本当にいるんですか!?みたいな。でもそんなシーンもありつつ全体的にはやっぱりさわやか&感じ良いつまぶっき~。うらやましい…(笑)
ちいちゃん演ずるジョゼ(まあ役上の本名もあるけど)はおばあちゃんと2人暮らしからなのかとても特徴的なしゃべり方。でもそれがまたかわいらしいんだな。何者にも汚されてないとか素朴とか…あっしホントそういうのに弱いなあ…。いやさすがに女の子は処女じゃないととかは言いませんけどね(余計な一言)足の動かないジョゼを違和感を感じさせず演じていたちいちゃんはさすがで、女優としての力量はやはり一流とあっしは見ましたぞ。
そして女優根性を見せ付けられたのが二人が始めて結ばれるシーン。
いやあ、ホントにせつないシーンでねえ、色々あってジョゼが「帰れ…帰ってもう!」って言うとつまぶっき~は本当に帰ろうとしちゃって、それでジョゼは足を引きずりながら玄関まで追いかけてって「帰れ…帰れって言われて帰るようなやつははよ帰れ」って泣きながらつまぶっき~の背中をバシバシとぶつんですよ~、ぐはあっ、せつないよぉ、せつないせつないせつない~。でもその後つまぶっき~は(だから役名覚えろよ)ジョゼを抱きしめて髪の毛をくしゃっとやるのですよ。ああ、髪の毛くしゃっていいよねえ…あっしも女の子の髪の毛くしゃってやりたい…む、話がそれた。そしてキスシーンへ…あわわわ、ちいちゃんがディープなキスしてるよぉ…と、かなりの衝撃…しかしその衝撃すらもこの映画最大の衝撃へのプロローグに過ぎなかったのである。
その衝撃は次のシーンに訪れました。ジョゼが「してもええよ」なんて言って見ているこちらまで大テレの二人のベットシーンが始まりました。ちいちゃん演じるジョゼがつまぶっき~を前に上着を脱いでいきます。そして上着を脱ぎ終えると次にブラジャーも…って、え?マジで?ちょちょちょ…
ちいちゃん、ブラまではずしちゃったよ~(--;)
いやあ…予備知識ゼロで見たもんでそんなシーンが用意されているとは…いやいやいやあ…お気に入りの池脇千鶴の乳首が見られて(言葉が露骨)うれしくないわけはないですが…正直ねえ、さして重要とも思えないベットシーンで…しかもまだまだ若いのに…いきなりお披露目しちゃっていいの!?…なんだかとてもせつなくなっちゃいました。これは嫉妬なのでしょうか…それとも昔から好きだった女優へのいわば親心?まさかこれ以前の映画ですでに脱いでたりするのでしょうか!?その情報を知りたいかどうかも微妙な心境です(苦笑)
え?そんな裸身の感想ですか…お顔同様とってもロリな、あっしにとっては理想的なボディでしたよ…(苦笑)でもそれをネタにしてどうこうしようと思わないくらいのショックを受けましたよ~。ああ、なんだろね~、やっぱり別にそこでおっぱい見せる必要性はあんまり感じないんだけどなあ。
まあでもベットシーン自体はずっと想いを秘めていた二人が初めて結ばれる喜びと照れと次第に本気になっていく感じと、確かにとても良く出ていたと思います。
ま、最後まで見た後でもう一回見ましたよ(笑)でもやっぱりなんだか痛々しい…。
ジョゼが魚に例えて自分のこれからを語るシーンはすごく良かったなあ…でもその前ソフトSMしてたっぽいとこから始まってるんだよなあ(苦笑)あれはもしやあの前もあったのに使えなかったのか?まあそんなんで結局乳首は一回しか出てきません。だったら別に全編おっぱい出さなくてもいいじゃんよもおっ!ああ、普通なら喜ぶところなのになんであっしは怒ってるんだろう(~_~;)
そしてストーリーは最終的に二人が別れて終わるのである。
つまぶっき~の言葉「別れの理由は、まあ色々…ということになっている。でもホントはひとつだ…僕が逃げた」というのは、自分のうつ時代を支えてくれた彼女を最終的に振ってしまったあっしとかなり重なって最後までせつない気持ちになったのである。後味は悪いけどこの後味の悪さこそがこの映画の良さなんだろうな…現実にもずっと一緒にい続けるカップルってなかなかいないわけだし。
全体的に見て…そうだなあ…ヒロインが足が不自由とはいえ普通の恋愛映画として普通に見て普通にせつない想いをいっぱいしました。そういう意味では☆4つくらいあげたいのである。でも別に映画館で見る必要があるのかっていう問題はあって、まああっしはDVDで見たからいいんですけどもね。
あっしの愛しのあの娘もちいちゃん的な容姿と体型だから…あんな感じなのかなあ…。いやあ…ホント、どうにもこうにもまだショックが抜けないのでありました。
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